相続登記の義務化について その2
- 仲間辰成

- 2024年12月27日
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今までは、相続があっても不動産の登記がされないケースが多くて、これがいろんな問題を引き起こしていました。その結果、①所有者がわからない(相続登記がされていない)、もしくは②連絡が取れない土地(住所変更登記がされていない)が増えてしまいました。こういう土地を「所有者不明土地」って呼んでいます。
この「所有者不明土地」が問題なのは、例えば公共工事や復興事業がスムーズに進まなかったり、土地の売買や利用が難しくなったりしています。しかも、全国でこの所有者不明土地の面積は九州と同じくらいの広さとも言われていて、今後、高齢化でさらに増えていく可能性が高い。なので、これを解決することが急務になりました。
そこで、所有者不明土地の主な原因のひとつである①「相続登記がされていない問題」を解消するために、相続登記が義務化されることになった、というわけです。
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